36歳都内在住、既婚女の日記

夫婦で自営業の妻。飲食店。乳児の母。育児の不安に加え、なにかと不安な36歳。

けっこう真面目にムカついてる話

つい先日、テレビ番組でマスク不足解消のアイデアとして、「母乳パッドをマスクの内側に付ける」というものが紹介されたそうな。

 

単刀直入に申し上げて、頭わいてんのかと思う。自宅に有り余った母乳パッドを在庫していて活用する、というなら話は別だが、世間ではさっそく母乳パッドを買い込む人々が出ているという。言うまでもなく、買い込むのは授乳中のお母さんではなく、乳などとうに枯れきったクソババアや、本来生涯使うはずのないクソジジイ、転売目的の若者だそうで、実際私が今日買い物に行った薬局でもそのような客を何組か見かけた。いやいや、もしかしたら自分の子供夫婦とかに買っているのかも、と思ったが、案の定「これこれテレビでやってた」的な会話をしていた。

私自身は母乳が出ず、近頃ではほぼミルクとなっているのでパッドを必要としていないが、完全に母乳のみで育児をしている人にとってそのパッドがどれだけ必要なアイテムであるか。産後の2か月くらいまでしかお世話になってはいないものの、パッドの必須さは分かっている。べしゃべしゃに服や下着が汚れてしまい、都度こまめに取り換えないと赤ちゃんが直接口に含むというのに非常に不衛生になってしまう。そんなに母乳が恋しければ鼻から牛乳でも突っ込んでやりたいが、牛乳に申し訳ないのでおまえらのポリデント全部没収するか頭に塗るかしなければならない。若者に関してはお前の行く先々でお前の性癖をさらしまくるくらいの事をしなければならぬ。

 

 

一時期はミルトンなどといった、哺乳瓶等の消毒をするアイテムも品薄になった。おしりふきも完売していた。我が家は産前に準備していた物がけっこうストックしてあったので特に困ることはなかったが、ちょうどそのタイミングで買わなければならなかったらどうなったことであろう。手前どものケツだの手だのはどうにでもなる。でも、赤ちゃんの物は代わりがきかない。近所ではいまだにおむつも点数制限がある。トイレットペーパーをはじめとする紙モノの不足デマにより、女性の生理用品や赤ちゃんのおむつにまで影響が及んだのだから、なんとみっともない事だろうか。国の対応についてあれこれ思うことがあるのは皆同じだし不安なのも同じだ。でも国を作っているのは何かといえば、人間の集まり、に尽きる。日本を形成する人間は、私たちだ。クソ過ぎる。

 

私自身が乳児の母になったからこそ、赤ちゃん絡みのアイテムを買い込む人が余計に目に付くことは否めない。ただ、自分が母でなくとも、私は赤ちゃんの使うものをマスク不足解消とかのために買うか?といえばノーだ。とてもじゃないが、そんなことはできない。簡単にこの言葉を使いたくはないのだが、あえて使う。軽蔑する。人を責める資格は誰にもない。でも、それダメだろということは誰にでもできるし、すべき事だと思う。

 

そこまでして予防に力を入れないといけない持病なり高齢なりの理由がおありなら、そもそも外に出てくるなと思うし、買い物を頼めずどうしても出てこなきゃいけない状態とかいろんな背景があり得るけれど、だったら大量の母乳パッドではなく食糧とか日用品とか他にも買う物あるだろうよ。

赤ちゃんて、その確固たる存在感は眩しいほどに逞しい生命力を見せつける。だけど、小さいんだよ。たくさんたくさん、大人が気を付けてお世話していかなきゃならないんだよ。何より、全てのことを自分では選択できないんだよ。

 

見知らぬどこかの赤ん坊のために、自分が買いたいものを我慢しろとは言わない。ただ、それが必要に迫られた買い物ではなく、安い満足や薄い安心、私利私欲のためだというなら、おまえがないがしろにしたのは自分の未来だぞと言いたい。いつかコロナが終息し、おまえがもっと年を取った時、この国の未来でメインに働く世代は今赤ちゃんだったり幼児だったりするのだから。

 

そんな人ばかりじゃないけども。いざ目撃するとけっこう嫌ね。