先日、コムタンもどきみたいな牛肉のスープを作った。安く買った牛肉が冷凍庫にあったのだ。
翌朝は、そこにご飯を入れてクッパとして食した。最近何かと食事では私を困らせる長女が、珍しくパクパク食べており「これ何?」と尋ねてきたので「クッパだよ」と答えた。
すると「クッパーーーーーー!!」と叫び、クッパ、好きぃぃ!!と言うではないか。クッパクッパ連呼している。どうやらクッパという響きがかなりツボのようだ。
その日の昼、次女用に作っていた味噌汁(次女はニンニクで腹を下すので、そのスープは飲めない)の中にご飯を入れ、「クッパだよ、食べる?」と長女にきくとめちゃくちゃバクバク食べた。単なる味噌汁ぶっかけ飯だが、汁ご飯なので、別にクッパと呼ぶことについて嘘はついていない。
その翌日は鶏ガラベースの卵スープだったが、起床した長女に「クッパ、食べる?」と聞くと「クッパーーー!!早くちょうだーーーい!!」と大歓迎なご様子で、その日もバクバク食べた。これを書いている本日も、「クッパだよ」という声かけにより豚汁をかけたご飯をしっかり食べていた。
マジ、クッパ。
別に普段と同じような物を作っているだけである。汁ご飯にするだけのことで、米を投げ付けられない、汁物のお椀を逆さにしない、ていうか食わない問題、「クッパ」の呼び名ひとつで解決するとは。この日々がたとえ明日終わろうとも、3日続いただけで超、心にゆとりだったわ…