37歳都内在住、既婚女の日記

夫婦で自営業の妻。飲食店。1歳と0歳の姉妹の母。少々病み気味、西東京出身、東東京在住。プロテスタント。

私の無理なこと

私は昔から、「深刻ではないけれど非常に困る場面」によく遭遇する。例えば以前に丸ノ内線で通勤していた頃、夕方の混雑した車内で私の横にお偉いさん風のサラリーマン男性が立っていた。こう言っては何だが、混んでいるのに奥へ詰めることもなく、肩が触れ…

MITSOUKO

父方の祖母はとてもオシャレで小粋な人であった。私が成人した年に亡くなっているので、見送ってからはもう久しいが、何かにつけてはふと思う存在である。 職業柄、また今は乳児もいるため特にであるが私は香水をつけない。ただ昔から香りというものには非常…

この渦中にて、清々しさとは。

こうして文章を書くのがずいぶんと久しぶりとなってしまった。現在世界中を震撼させているコロナにより、ただでさえ弱いメンタルがますます弱まっていたせいもあるが、明確な理由が一つある。ずばり確定申告に、してやられていた。 知っている方もそうでない…

出産②

「あれ、漏らしちゃったかな…?」 26日の午後、私は尿漏れと間違う生ぬるい感覚を覚え、破水と診断された。この頃には陣痛も後半戦に突入している。 本来であればLDRという陣痛から分娩、その後の休息までをその場で移動なく出来る設備の部屋にて一通りを経…

出産①

人間が1人増えるには、例えば「働き盛りの30代が欲しい」とか「ある程度大きくなった5歳くらいからよろしく」と願ったところでアメーバのように増えることはなく、必ず女性の胎に受精卵が宿り、胎児となって時が満ち、その個性や性別は選べず、赤ちゃんとし…

学生時代の言葉の宝

ぼやぼやと駄文を書かせて頂いている今日この頃であるが、FBにてシェアすることにより、予想していたよりも多くの方がご覧くださっているようで驚いている。また思ってもみない方やずいぶんとご無沙汰していた方などから個別にメッセージを頂戴したりと有難…

恐怖の内訳

この週数なので、今更極端にお腹の大きさが変わることはないのだが体の中が変わってきつつあるのを感じている。動き辛さであったり、胎動の変化であったり、不眠であったりその他細かな体調面での違いが、近い未来に迫っている出産のその日を自分に教えてい…

アイラブ、イコ!

お店を開業する前は、4年程神奈川県に住んでいた。その頃は休日ともなると夫とDVDを借りてきて映画鑑賞をしており、家の最寄のTSUT〇YAによく出かけた。 ある日、特に観たいタイトルがあるわけでもなく、なんとなく棚を物色していたときのことである。そこの…

里帰りをしみじみと。

さて、いよいよ正期産と呼ばれる37週に突入し、実家のある杉並区へ里帰りをしている。分娩する病院での妊婦健診も週一回のペースとなり、これまでどの時期においても比較的よく動ける方であった私も、さすがに長い時間外にはいられなくなってきた。おかげさ…

言葉で人は判断される

わりと最近の出来事である。推定するに私より10歳ほど年上であろうか、初来店され、私のお腹の大きさを見て予定日を聞いてこられた男性にいろいろとお応えしたら次のように言われた。 「え、一人目なの?なんで?36歳でしょ?」 言うまでもなく不愉快極まり…

伝えるタイミングと増えすぎる体重

一般的に、妊娠を職場などへ報告するタイミングは安定期以降といわれている。中には6、7か月まで報告を待つケースも多いと聞く。そりゃあそうであろう、万一の事態を思うと悲しい報告を多くの他人にするのは御免被るし、そもそも妊娠自体がごくプライベート…

安定期はいずこ

16週を過ぎると、初期流産の確率をひと山越えるそうで若干ながら安心をする。ざっくりと胎盤が完成し、一般的にもこの頃から周囲に報告したりする人も増える妊娠5か月目。妊娠中期の始まりである。 つわりが治まり始め、全期間を通じて最ものびのびと過ごせ…

妬みの変化とマタニティブルー

予測変換、というのは恐ろしい。 妊娠が確定し、私はふと「そういえばマタニティマークってどこで貰えるんだろう、どこかで買うのかな?」と疑問に思った。病院で配っているわけでもなさそうだし、雑貨屋などで販売しているのを見たためしもない。 なので検…

産院選びと、初めての気持ちと

さて、市販の検査薬で陽性反応が出た以上、なににせよ産婦人科に行かねばなるまい。 今の住所にやってきてから内科や皮膚科、心療内科や歯科は調べたりお世話になったりしたが、産婦人科には用事もないと思っていたため気にしたこともなかった。近場を検索す…

妊娠の判明

妊娠の判明 早いもので妊娠が判明してから34週が過ぎ、間もなく臨月に突入する。あっという間の気がするものの、おそらくそれは店のあれこれについてがあっという間に感じるのであって、胎児との週数を重ねるにあたっては一日一日をやっとで経ていくような…